ジャパンプレミアムにこだわるヤマモトの工場の秘密とは

みなさんはペットと一緒に暮らしていますか?
何と日本でペットを飼われている方は年々増加傾向にあり、平成15年(2003年)には子供の人数を逆転したそうです。平成24年度では犬と猫を合わせて、約2100万頭も家族の一員として過ごしています。(一般社団法人ペットフード協会 平成24年度全国犬・猫飼育実態調査白書)

そしてペットを家族に迎えて何が一番かと言うと、やはり「癒し」であったり、「楽しさ」という部分が大きいと思います。しかし、そのプラス要素を継続していくには、人間同様に根本には「元気」つまり「健康」という部分が大切になります。


実際、ペットにかける年間平均の支出額の1位が食料で、2位が治療費、3位がカットやトリミング、4位がワクチンや健康診断、5位が保険料となっています。

このように2位、4位、5位が健康に関連することがランキングに入ってきています。

人間同様ペットも高齢化が進んでいるのもそうですが、健康にかけるお金が大きいということは、ペットが家族の一員となっている証かもしれません。



ペットの健康という面で近年「体の冷え」が懸念されています。
一部の見解にはペットフードに化学物質が使われており、体内に取り込まれると化学物質は体を冷やしがちになる上、水分摂取が少ないので血流が悪くなるとも言われています。


このようにペットも人間同様冷えに悩まされていることを知り、出番となったのが、研究7「ヒトの体温を年中通常に保つための研究」で紹介した赤外線放射体です。
そこでまずワンちゃんに対して赤外線放射体を活用したウェアを制作することになりました。
首から下全体を覆う、ウェットスーツのようなもの、体の部分だけを覆うもの、マットタイプなどの形状変更や厚みの試行錯誤を行い、結果、ワンちゃんに一番負担が少ないベストタイプが選定され、2015年7月に商品化されました。

ペットの中でも人間に従順であると言われるワンちゃんは、どうしても人間の生活に合わせてしまう部分もあり、室内で過ごすワンちゃんにとっては、人間が快適でもクーラーが少し寒いという場合もあります。
当研究でテストにご協力して頂いた、とある知り合いのペットのワンちゃんの場合、慣れていない服を着るのは嫌がるらしいのですが、その赤外線放射体を使用したベストであれば大人しく着て、心地よく過ごしているということです。それは非常に重要なポイントで、健康を維持してもらおうと思い、着用させようとした時に、ワンちゃん自体がストレスを感じては元も子もありません。


いつか未来科学研究所が開発した赤外線放射体を使用したウェアをワンちゃんやペット達が自ら着用したがるそして手放さないウェアができるかもしれませんよ。